SEAnews 2001-12-17 ArtNo.27825

【バンガロール】地元二輪車メーカー、Kinetic Engineering Ltd (KEL)は向こう1年間に新たにモーターサイクル3モデルを発売、モーターサイクル部門の売上も今会計年度の200クロー(予想)から来年度は400クローに拡大させる計画だ。ちなみに2000－01年のグループ営業額は1100クローを記録した。
デカン・ヘラルドとビジネス・スタンダードが12月13日報じたところによれば、ＫＥＬのSulajja Firodia Motwani重役(MD補)はKinetic 125 GF motorcycle発売記者会の席上、以上の計画を語った。それによると来年度はモーターサイクル10万台以上の販売を目指している。
韓国のHyosungの技術支援下に2000年12月にChallengerを売り出したＫＥＬは、モーターサイクルの第2弾として125ＣＣ、12ｂｈｐ、4バルブのKinetic GF 125を最近発売した。同モデルのリッター当たり走行距離は50～55キロ、価格は4万9999～5万2999ルピー(US$1040-1103)。同社はエコノミー・セグメントの3番目のバイク“Boss”も近く発売する。チャレンジャーはこれまでに5万台前後販売されたが、ＫＥＬはGF 125の来年の販売台数も5万台に達するものと見ている。向こう12～14ヶ月にはGF 125の複数の変形モデルが発売される。
Kinetic Groupは、モーペッド、ステップ・スルー、スクータレット、スクーター、モーターサイクルの販売を手掛けており、幅広い顧客の需要に応じる総合的な二輪車メーカーになることを目指している。同社はHyosung Motorsの他、Honda Motorの技術支援も得ている。