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2001-12-24 ArtNo.27882
◆製油業界のEuro-III対策費US$82.84億:石油相
【ニューデリー】インド製油業界がEuro-III基準を満たす自動車燃料を供給するためには、精製施設のアップ・グレードに3万5000クロー(US$82.84億)を投じる必要がある。
デカン・ヘラルドとインディアン・エクスプレスが12月22日報じたところによると、Ram Naik石油・天然ガス相は石油省諮問委員会の会議の席上、以上の見通しを語った。それによると、Euro-II排ガス基準導入に際して製油業界は1万7000クロー(US$35.38億)の投資を必要とした。精製業界は3000クローを投じて、ガソリンの鉛含有率をゼロに引き下げ、オクタン価を向上させた。またディーゼル油の硫黄含有率を最大0.25%に抑えるため7000クローを投資した。デリー/ムンバイ/コルカタ/チェンナイで供給されるディーゼル油の硫黄含有率は0.05%と、欧州/米国のレベルに一致しており、オーストラリア(0.15%)と中国(0.50%)のレベルを下回っている。またガソリンの硫黄含有率も欧州/米国並みの0.05%に引き下げられている。
自動車燃料政策を検討するため、科学産業調査評議会(CSIR:Council of Scientific and Industrial Research)のR V Mashelkar理事長(Director General)を長とする専門委員会が組織されており、同委員会は今月末までに中間報告を政府に提出する。
インド政府は自動車燃料として液化石油ガス(LPG)の使用を認めており、公共部門石油会社は、合計228の自動車用LPG給油ステーション(ALDS:auto LPG dispensing station)の候補地をリストアップしている。これらの候補地はDelhi、Mumbai、Kolkata、Chennai、Jaipur、Lucknow、Kanpur、Agra、Chandigarh、Jullundur、Ludhiana、Amritsar、Patna、Pune、Nagpur、Ahmedabad、Vadodra、Hyderabad、Bangalore、Kochiに位置する。これまでにニューデリーに2カ所、ムンバイに1カ所、ALDSが設けられており、近く別に5カ所が稼働する。さらに2002年3月末までに41のALDSがオープンする予定だ。この種のLPGは主に輸入される。
今年(2001-02)のガソリン需要は705万トン、国内供給量は978万トン、またディーゼル油の需要は3710万トン、国内供給量は4098万トンと見積もられる。
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