SEAnews 2002-01-29 ArtNo.28075

【ニューデリー】リライアンス・グループ傘下のReliance Infocom Ltd(RIL)は、Lucent Technologies／LG／Motorola／Samsung／Ericsson／富士通等の国際通信機材メーカーと、基本電話サービス及び制限付きワイヤレス電話サービスのためのベース・タワー・ステーション(BTS)や交換機等の購買交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが1月28日、ＲＩＬ筋の言も引用し伝えたところによれば、ＲＩＬは3～4社にこれら機材を発注する計画で、来月にも最終決定が下される。Lucent、Motorola、LG、Samsungがフロント・ラナーと目されている。ＲＩＬは光ファイバー・ケーブルやダクトの敷設、Navi Mumbai及びGurgaon.におけるデータ・センターの建設等に3000～4000クロー(US$6.21億-8.29億)を既に投資しており、今回の機材発注は、第2次投資となる。
ＲＩＬはまたQualcom及び複数の通信機器サプライヤーとCDMA(Code Division Multiple Acces)携帯電話端末の製造に関する3社合弁交渉を進めている。QualcomはReliance Communicationsに既に4％出資、提案されている合弁事業の技術パートナーを務める。某大手韓国企業が同プロジェクトの第3のパートナーを務めるものと予想されている。