SEAnews 2002-01-31 ArtNo.28094

【コルカタ】OP Jindalグループに属するJindal Steel & Power Ltd(JSPL)は2002年12月までに750クロー(US$1.55億)を投じて事業を拡張する。
インディアン・エクスプレスが1月30日報じたところによると、新圧延製品に関するセミナーに出席するため当地を訪れたＪＳＰＬのV Gujral副会長兼ＣＥＯは、チャッティースガル州Raigarhに設けたレール製造工場を今年3月に稼働させ、Indian Railwaysのために120メートルのレールの製造に着手する計画を明らかにした。グジュラル氏によると、世界最長のレール製造事業のコストは450クロー(US$9322万)と見積もられる。Indian Railwaysは年間40万トン、ここ1年間に関しては60万トンのスチールを必要としている。
ＪＳＰＬはまた200クロー(US$4143万)を投じ、2002年12月までに55メガワット(MW)のキャプティブ発電施設を設ける他、100クロー(US$2072万)を投じてやはり2002年内にミニ高炉を建設する。必要経費は内部資金と借入により賄う。ＪＳＰＬはチャッティースガル州政府に対し、10年内に6000クロー(US$12.43億)を投資することを約束しており、今後も投資を継続する。
ＪＳＰＬは2001年3月期年度に500クロー(US$1.036億)の売上と100クロー(US$2072万)の純益を計上した。2001－02年上半期には4％の成長が実現された。下半期の成長はさらに加速する見通しと言う。