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2002-02-04 ArtNo.28127
◆西ベンガル州、ウィプロのＰＣ製造プロジェクトに落胆
【コルカタ】コルカタ市近郊ソルトレークのエレクトロニクス・コンプレックスにパーソナル・コンピューター(PC)の組み立て施設を設けると言うWipro Infotechの計画は、西ベンガル州政府の期待に応えることができず、計画は差し戻された。
インディアン・エクスプレスが2月1日、West Bengal Electronics Industry Development Corporation Ltd (Webel)幹部の言を引用し報じたところによると、ウィプロのAzim H Premji会長は昨年11月コルカタを訪れ、州政府の求めに応じＰＣ組み立てラインを設けることを約束した。その後Wipro InfotechのSuresh Vaswani重役(CEO)がBuddhadev Bhattacharya首席大臣と会談し、詳細を詰めた。Webelが、ウィプロに1万2000平方フィートの土地と労働力を提供、それと引き替えにウィプロが必要資金を注入し、労働者の訓練施設も備えた組み立てラインを設けることがWebel側から提案された。しかしウィプロが実際に提出したプロジェクト案は、セミノックダウン・キットから月間僅か300ユニットのＰＣを製造すると言うもので、州政府の期待を裏切る内容だった。
州政府筋によると、ウィプロから満足の行く回答が得られない場合には、HCLにＰＣ製造施設の設置を求めることも検討していると言う。
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