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2002-02-05 ArtNo.28133
◆RIL/IPCL、ポリマー値上げ、他社も追随?
【ムンバイ】国内の汎用プラスチック(commodity plastic)需要が低迷し、供給過剰に陥っているにも関わらず、地元の主要ポリマー・メーカー2社、Reliance Industries (RIL)とIndian Petrochemicals Corporation Ltd(IPCL)は新年度予算の発表に先だって2月1日より製品を値上げした。
インディアン・エクスプレスが2月3日伝えたところによれば、RILとIPCLはポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニール(PVC)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDP)、その他のポリマーの価格をトン当たり1500~2200ルピー(US$31.07-45.57)引き上げた。
プラスチック・トレーダー筋によると、Gas Authority of India (Gail)やHaldia Petrochemicals等、他のプレーヤーもこれに追随する見通しだが、新年度予算により輸入関税が引き下げられれば、ポリマー価格は下降する見通しのため、トレーダーらは新年度予算の発表まで観望する姿勢を見せている。
全インド・プラスチック製造業者協会(AIPMA:All-India Plastic Manufacturers Association)のMohan Jain会頭は、「過去数ヶ月地元プラスチック業界におけるポリマーの消費と需要は10~15%アップしており、新年度予算案の発表前にポリマーの値上げが行われることは予想された。しかし輸入関税も5~10%の引き下げが予想されている」と語った。
しかし某大手ポリマー・トレーダーは、「市場にはポリマーが滞貨しており、こうした状況は新年度予算案の発表まで続くだろう」と予想した。
またプラスチック加工業者は、「市場の需要は低迷しており、この時期にポリマーが値上げされる必然性は存在しない。加えてポリマーの輸入税は5~10%引き下げられる見通しだ。もし輸入税が実際に引き下げられれば、3月にはポリマーが値下げされることになる」と見通した。
RILはPPのトン当たり価格を3万3750ルピーから3万5250ルピーに、HDP (UV)は3万6300ルピーから3万7300ルピーに、HDPE (Non-UV)は3万5300ルピーから3万6300ルピーに、LLDPは3万5500ルピーから3万6700ルピーに、それれ引き上げた。
IPCLはPPのトン当たり価格を3万7900ルピーから4万100ルピーに、HDP Eは4万200ルピーから4万1600ルピーに、LLDPは4万ルピーから4万1440ルピーに、PVCは3万7700ルピーから3万8860ルピーに、それれ引き上げた。
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