【ニューデリー】インド政府が輸入規制を緩和したのを受け、他社に先駆け中国製モーターサイクルの輸入に乗り出した地元二輪車メーカー、Monto Motors Ltd(MML)は、中国製100ｃｃモーターサイクルの販売を開始した。
インディアン・エクスプレスが2月7日伝えたところによると、ＭＭＬのR Chibber重役(GM)はＰＴＩ通信に以上の消息を語った。それによると同社が中国から輸入した100ＣＣ、4ストローク・バイク“Cosmo Blaster”は最近、Automotive Research Association of India (ARAI)から国内ドライビング・コンディションを満たしていることを証明された。これを受けてハリヤナ州、パンジャブ州、ラジャスタン州、ヒマチャルプラデシュ州におけるCosmo Blasterの販売を既に開始、今月末にはデリー、3月にはマドヤプラデシュ州、グジャラート州、マハラシュトラ州における販売をスタートする。その後南部及び東部市場の開拓に着手する計画だ。
125ｃｃの“Cosmo Soljier”や独自開発した62ＣＣモデル“Cosmo Gazab”のＡＲＡＩ認可も間もなく得られる見通しで、62ＣＣ、100ｃｃ、125ｃｃモーターサイクルの価格は2万2000ルピー(US$455.75)、3万2000ルピー(US$662.90)、4万4000ルピー(US$911.49)に設定されている。
モーペッド・ブランド“Avanti Garelli”で知られるデリー拠点のＭＭＬは重慶力帆轟達集団(Chongqing Lifan Hongda Group)製モーターサイクルの完全ノックダウン(CKD)キットを輸入し、ラジャスタン州Alwarの工場で組み立てている。ＭＭＬは今年末までに150ＣＣ及び175ＣＣモーターサイクルの輸入も計画していると言う。