SEAnews 2002-02-11 ArtNo.28184

【ニューデリー】韓国三星電子の子会社Samsung India Ltd(SIL)は、家電製品の品目を拡大する狙いから今年は25クロー(US$518万)を投じて新モールドを開発する。
インディアン・エクスプレスが2月8日SIL幹部の言を引用し報じたところによると、同社は家電製品の各カテゴリーに新たな特徴を備えた4～5の付加価値モデルを追加する計画だ。
消費者用電子製品と家電製品の2002年の目標売上は1500－1550クロー(US$3.1074億-3.211億)で、この内家電製品のシェアは昨年の41.5％から44％に拡大する見通しだ。
ＳＩＬは最近キャパシティー1トンと1.5トンの4種類のエアコン新モデルを発売したが、既存の1トン及び2トン・キャパシティーのウィンドーおよびスプリット・エアコンのモデルをさらに補充する。現在同社は2万1900～5万8900ルピー(US$454-1220)のエアコン8モデルをインド市場に投入している。新たに投入されたモデルの価格は2万1900～2万7900ルピーで、市場シェアを現在の13％から15％に引き上げることを目指している。同社は年産10万台のエアコン製造施設を最近稼働させており、当初はウィンドー型を生産する。
洗濯機に関しては6.0ｋｇ－7.0ｋｇの全自動2モデル、半自動2モデルの追加を予定しており、市場シェアを現在の10.5％から15％に拡大する計画だ。昨年11月から全自動洗濯機の国内生産も開始した。
ＳＩＬは洗濯機とエアコンの製造ライン設置に約800万米ドルを投資しており、家電部門全体として年率19％の成長を目標にしていると言う。