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2002-03-01 ArtNo.28317
◆NCR、ATM製造施設建設計画
【ムンバイ】世界のトップ、現金自動預払機(ATM:automated teller machines)メーカー、NCR Corporationは、インドに製造施設を設けることを検討している。
エコノミック・タイムズが2月28日報じたところによると、NCRのHoward L Lance社長兼CEO(小売・金融部門担当)は同紙のインタビューに対して「インド市場は継続して拡張しており、製造施設を設けることは同社にとって唯一の論理的帰結」と語った。それによると、NCRはこれまでに米国、欧州、中国にATMの製造施設を設けており、インドは第4の製造拠点になる。NCRは2年前に中国に製造施設を設け、主に国営銀行にATM機器を納入して来た。
インドは世界中で最も急成長を遂げるATM市場で、同成長速度は中国さえ上回っている。目下インドのATM据付台数は4500と、中国の5万2000の10分の1にも満たないが、年率100%以上の成長を遂げており、NCRは55%のシェアを占めている。
NCR Management Centreの開所式を主宰するためムンバイを訪れたLance社長によると、インドはATM導入で後れをとったため、かえって最新技術を導入する機会に恵まれている。インドは3~4年後には最先端のATM網を備えた国になるはずである。インドにおけるATMの普及率は100万人当たり11台と、日本の1132台、米国の750台に比べ極めて低く、世界的に最低レベルに数えられる。インドの人口からすれば、10万台のATM据付台数が現実的レベルと言えるが、現在の成長率をもってしても据付台数が10万台に達するにはなお5年を要する。
ちなみに世界のATM据付台数は1998年以来45%の成長を遂げ、昨年は終に100万台の大台を突破したと言う。
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