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2002-03-07 ArtNo.28359
◆蘭工業化学企業DSM、一部製造業務をインドにシフト
【プネー】工業化学品、農薬、高機能合成樹脂、エラストマー、合成繊維の製造・販売を手掛ける年商80億ユーロのDSM Netherlandsは、一部製品の製造業務を欧州及び中国からインドにシフトすることを計画している。
インディアン・エクスプレスが3月5日報じたところによれば、DSMが100%出資するDSM Engineering Plastics (India) Pvt Ltd(DSMインディア)のNitin Kothari重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると投資額は10~30クロー(US$205万-615万)になる見通しで、今年第2四半期にはビジネス・モデルが完成する。
DSMインディアは当面、CAD(computer aided design)センターを設け、親会社のデザイン及びエンジニアリング面のニーズに応じる。
DSMは1999年1月にBK BirlaグループからCentury Enkaのエンジニアリング・プラスチック部門、Cenka Plastを6クロー(US$123万)で買収、インド市場への進出を果たした。当時Cenka Plastの年間営業額は6.5クロー(US$133万)だったが、DSMインディアの年商は今や36クロー(US$738万)に拡大、顧客ベースも100社から1000社に増加した。営業額は2004年12月までに100クロー(US$2051万)を突破する見通しだ。
DSMインディアは目下、インド市場に高機能合成樹脂材料、“Stanyl”と“Arnitel”を紹介するプロジェクトに取り組んでいる。Stanylは自動車産業向け金属部品原料の代替品として、また電子部品原料として優れた特徴を備えたポリマーで、重量はアルミニウムの2分の1、スチールの5分の1。高温下のアプリケーションに適しており、オイル/グリースに対する耐久性にも富んでいる。天然ゴムに代わるサーモプラスチック原料、Arnitelは、自動車、耐久消費財、光ファイバー、電気製品の被覆材料として利用でき、天然ゴムに比べ寿命が長い。同社は目下、Indian Railwaysに同製品の売り込みを図っている。
DSMインディアは、この他、ハロゲンやカドニウムを用いぬ材料をインドに紹介する計画と言う。
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