SEAnews 2002-03-14 ArtNo.28407

【ムンバイ】コンピューター技術製品／サービスの世界最大の流通販売会社Ingram Microは独自商標のパーソナル・コンピューター(PC)“Magix”を投入、インドのホームＰＣ市場の開拓に乗り出す。
インディアン・エクスプレスが3月11日報じたところによると、Ingram Micro India(IMI)のNY Prasad重役(CEO)は同紙に以上の消息を語った。それによると、同ＰＣは元々再販業者をターゲットに販売されて来たが、今回は直接一般家庭への売り込みを目指しており、同様のイニシアチブは世界の他の地域でも実行に移されている。ＩＭＩはホーム・マーケットを効果的に開拓する狙いからMagixの既存公認再販業者のネットワークも利用する。ＰＣは注文生産されるため、価格はコンフィギュレーションに依存する。ＩＭＩはブランド・ネーム“Magix”の下、4年前にホワイト・ボックス・イニシアチブを実行に移した。ホワイト・ボックスとは、イングラム・マイクロがPondicherryの自社工場で製造したＰＣのこと。同工場ではホーム・マーケットをターゲットにした新製品の製造が既に開始されている。
これまで同工場はひたすら需要に応じる受動的役割を演じてきたが、今後はウェブ・ベースのマーケッティング、オンライン・コンフィギュレーション、オンライン・ワランティー等、一連のＥソリューションを通じ、積極的に需要を創出する戦略を採用すると言う。