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2002-03-15 ArtNo.28415
◆セントラル・パイプライン入札に3社が名乗り、IOCは撤収
【ムンバイ】Reliance Petroleum Ltd(RPL)、Larsen & Toubro(L&T)、Sun Groupが、1400キロのセントラル・インディア・パイプライン・プロジェクトの建設請負契約に入札の意向を表明したが、当初RPLと共同で入札するものと見られていたIndian Oil Corporation (IOC)は、レース参加を見合わせた。
エコノミック・タイムズが3月13日伝えたところでは、RPLはIOCとの提携を断念し単独入札するものと見られるが、Khemka氏に率いられるSunグループはロシア企業グループと提携、L&Tも他社とタイアップするものと予想される。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、デカン・ヘラルドが3月15日報じたところによれば、PTI通信のインタビューに応じたIOC幹部は入札を見合わせた理由として建設請負業者には“take or pay”ベースで石油製品を引き取ることが義務づけられるが、IOCが他社の石油製品の引き取りを保証することは自社の業務に支障を来す恐れが有ると指摘した。
第1期工事ではグジャラート州Jamnagarとマドヤプラデシュ州Gwaliorを結ぶ幹線と、マハラシュトラ州Nagpurに至る支線が建設される。入札書類は2月末までに各社により持ち帰られており、実際の入札も5月末までに行われる見通しだ。プロジェクト・コストは2200クロー(US$4.51億)前後と見られ、契約は9月までに発注されるもようだ。
契約はBOOT(Build Own Operate and Transfer)ベースで発注され、パイプラインと関係資産は15年後にPetronet Central India pipeline company(PCIPC)に返還される。PCIPCにはIOC/Petronet India/Relianceが各26%、Essar Oil/Bharat Petroleumが各11%出資している。
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