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2002-03-18 ArtNo.28436
◆インディア・セメント、イタルセメンティと合弁協議
【ハイデラバード】南部セメント市場のマーケット・リーダー、India Cements Ltd (ICL)は、Zuari Cements Ltd(ZCL)の支配権益を握るイタリア企業、Italcementiと年産600万トン以上のセメント製造に関わる合弁協議を進めている。
ビジネス・スタンダードが3月16日、消息筋の言として伝えたところによると、ＺＣＬ傘下の年産170万トンのYerraguntlaユニットと、年産130万トンのVishnu Cementsユニットが、またＩＣＬ傘下の年産220万トンのRaasi工場と年産100万トンのVisaka工場が、合弁事業に注入される見通しだ。これら4工場は何れもアンドラプラデシュ州に位置し、合弁協議は4月頃にまとまるものと見られる。
また両社の動きは南部地区セメント産業の統合再編につながりそうだ。ＩＣＬのN Srinivasan重役(MD)は最近、イタルセメンティ幹部と会合しており、これを受けてイタルセメンティのチームがＩＣＬ傘下の2工場を視察した。
イタルセメンティはＺＣＬの67.5％のシェアを握っており、残りの32.5％はK K Birlaグループが保持しているが、最終的にビルラ・グループはＺＣＬから手を引くのではないかと見られている。
ＩＣＬは一連のセメント企業買収に伴い、負債が2001年3月までに1800クロー(US$3.69億)に膨張、昨年の金利負担は190クロー(US$3897万)にのぼった。また2001年12月期9ヶ月間には、主に161クロー(US$3302万)の金利負担から、45.40クロー(US$931万)の損失を計上した。
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