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2002-03-22 ArtNo.28467
◆VCDプレーヤー販売、来年は400万台に
【ニューデリー】テープデッキやその他のキー・コンポーネントに対する関税を25%から5%に引き下げることが、新年度予算案により提案されたことから、来年はVCD(video compact disc)プレーヤーの販売台数が400万台の大台に乗るものと予想されている。
ビジネス・スタンダードが3月19日報じたところによると、インドでは、2500~3000ルピー(US$51-62)の地元ブランドVCDプレーヤーが年間120万台ほど販売されており、別に120万台がグレー・マーケットで取引されている。この他にSony、Philips、Panasonic等の多国籍企業が1万ルピー以上のミュージック・システム付きVCDプレーヤーを年間20万台ほど販売している。
Salora InternationalのS C Khaitan重役(MD)によると、消費者が白黒TVからカラーTVにシフトする中で、VCDプレーヤーの需要も高まる見通しだ。このため輸入コンポーネントの関税引き下げに伴い、国内プレーヤーはその製造能力を大幅に拡張するものと見られる。これらのプレーヤーにはT-Series、Beltek、Oscar、Weston等が含まれる。これらのプレーヤーによりオファーされるVCDプレーヤーはMP3と互換性を有するためCDミュージックを楽しめ、TVにプラグインすればムービーも観賞できる。
アナリストらによれば、先進国ではVCDは既に過去の技術になっており、これらの製品を手掛ける多国籍企業はインドを旧式技術のダンピング場にしているに過ぎない。しかしDVDやLCD技術が普及するまでは、今後も引き続きそうするものと見られる。
Westonの相手先商標製造業者(OEM)を務めるDixon Utilities & Exports LtdのSunil Vachani会長は、「ビデオ・ホーム・システム(VHS)やオーディオ・カセット・テープは消滅する運命にあるが、VCD技術はインドでは依然として潜在性を有する」と指摘する。
VideoconのV N Dhoot会長によると、現在PhilipsやPanasonicはスタンドアローンのVCDプレーヤーを8000ルピー近い値段で販売しているが、Videocon、Oscar、Saloraのそれは3000~5000ルピーとなっている。
地元プレーヤーは大部分の部品を中国、香港、韓国から輸入している。中国は年間3000万台のVCDプレーヤーを製造、インド等に輸出しており、規模の経済性から強力なコスト競争力を備えている。中国製VCDプレーヤーはこれまで60米ドル程度で販売されていたが、今では50米ドルで手に入ると言う。
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