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2002-03-26 ArtNo.28490
◆Bhusan、西ベンガル州にUS$5.7億熱間圧延施設建設
【コルカタ】Singhal一族に率いられるBhusan Steel & Strips Ltd(BSSL)は西ベンガル州Durgapurに2800クロー(US$5.74億)を投じて年産120万トンの熱間圧延コイル(HRC)プラントを建設する方針を決めた。新プラントはBhusan Ltdにより設けられる。
エコノミック・タイムズが3月23日報じたところによると、新HRCプラントが設けられるのに伴い、オリッサ州における新プラントと西ベンガル州Haldiaにおける加工施設の建設は見合わされる。
ブーシャンは国内のトップHRプレーヤー2社、Steel Authority of India Ltd (SAIL)及びTata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)との競争にも耐えられるよう様々な優遇措置を西ベンガル州政府に求め、執拗な交渉を進めている。西ベンガル州では、1999年西ベンガル州工業政策の下、新規投資プロジェクトは一律9年間にわたり販売税が免除され、特別のケースについては免税期間が12年に延長される。しかし、ブーシャンは16年間の免税待遇を要求しており、コルカタ近郊Dankuniにおける年産130万トンの冷間圧延工場にも同様の待遇を求めている。ブーシャンはまた低金利ローンの提供及びキャプティブ発電施設の余剰電力の買い取りを州政府に求めている。
West Bengal Small Scale Industrial Development Corporationの会長で、インド労働組合センター(CITU=インド共産党マルクス主義派)の指導者でもあるBinay Kumar Chakraborty氏は、ブーシャンのプロジェクトに強い関心を表明しており、エコノミック・タイムズのインタビューに対し、同プロジェクトは直接/間接の雇用機会を創出するだけでなく、他の潜在的投資家にポジティブなシグナルを発することになると期待を表明した。
プロジェクトの第1期工事では先ず550クロー(US$1.13億)が投じられ、海綿鉄プラントが設けられる。その後高炉と熱間圧延鋼帯の製造施設が増設される。ブーシャンはドイツ企業SMS Demagとこれらのプラントの建設に関して交渉を進めるとともに、オリッサ州における鉄鉱石採掘用のリース地を物色している。
マハラシュトラ州に年産40万トンのGP/GC製造施設を建設中のブーシャンは、ウッタルプラデシュ州には年産55万トンのCRコイルとGP/GCシート製造施設を擁する。Durgapurプロジェクトが実現すれば、ブーシャンは年産230万トンの総合鉄鋼会社として、国内第5位にランクされることになる。
ブーシャンはこれまでGP/GCシートを製造するため、SAILからHR/CR(冷間圧延)コイルを購入して来たが、新プラントが完成すれば、原料面における他社への依存も軽減される。
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