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2002-04-02 ArtNo.28539
◆金融機関、TISCOにイスパットのHRC事業への出資要請?
【ムンバイ】Industrial Development Bank of India (IDBI)に率いられる金融機関はMittal一族に率いられるIspat Industriesがマハラシュトラ州Dolviで手掛ける年産300万トンの熱間圧延コイル(HRC)プロジェクトにTata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)の参加を求めることを検討しているようだ。
インディアン・エクスプレスが3月29日、消息筋の言として伝えたところによると、これはプロジェクトが大幅に遅延している上、Ispatには必要資金を注入して、プロジェクトを完成する能力がないと判断されたため。しかしTiscoもIspatも、そのような話しは聞いていないとしており、IDBIのPP Vora会長はインディアン・エクスプレスのFAXによる問い合わせに回答を控えている。
TiscoがIsapの支配権益掌握やDolviプロジェクトへの戦略的出資を求められたか否かは定かでないが、金融機関は最近、Ispat及びJindal Vijayanagar Steelの鉄鋼プロジェクトの金融再編プロセスを突然停止した。再編が実行されれば、Mittal一族のプロジェクト持分は現在の53.75%から47.84%に下降するはずだった。目下、金融機関はプロジェクトの34.54%のシェアを握っている。金融機関はTiscoに同プロジェクトに対する戦略的出資を求めているとされるが、今日その種の出資を行う財政能力を有する企業はTiscoをおいて他にない。
消息筋によれば、過去20~30年マーケットの重心は西部地区に移動しているが、Dolviプロジェクトに出資することにより、Tiscoは西海岸の製造拠点を手に入れることができる。Tiscoは最近また企業買収を通じた事業拡張に関心を表明しており、Dolviプロジェクトへの戦略的投資は同社の事業拡張戦略にも合致していると言う。
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