SEAnews 2002-04-16 ArtNo.28626

【コルカタ】地元Electrosteel Castings Ltdが、中国のXinxing Ductile Iron Pipes Group(新興鋳管集団有限公司)の技術支援を得て西ベンガル州Kolkata近郊Khardahに設けたダクタイル管付属品工場が12日、Buddhadeb Bhattacharya首席大臣の立ち会いの下、正式に操業を開始した。
インディアン・エクスプレスが4月13日報じたところによると、総コスト14クロー(US$287万)のプロジェクトは2部分から成り、Electrosteelの既存工場敷地内に溶銑製造施設が、またCalcutta Steelの敷地付近に冷間処理施設が設けられた。2001年4月1日にCalcutta Steelを合併したElectrosteelはこれら2工場の中間に位置するEsab India Ltdから土地を買い取り、両工場のシームレスな運転を確保する可能性も検討している。向こう2年間にプロジェクトがフル稼働すれば、新たに200人分の就業機会が創出される。
これは西ベンガル州における地元企業と中国企業の初の産業協力プロジェクトで、新興鋳管グループはフランスのSt Gobain Pipe Systemsに次ぐ世界第2のダクタイル管メーカー。寿命約100年、無公害のダクタイル管は主に上水道用のパイプラインに用いられる。付属品やアクセサリーの必要な形状を成形するためのフォーム・パターンは発泡ポリスチレン(Expandable Polystyrene)製と言う。