SEAnews 2002-04-26 ArtNo.28696

【ムンバイ】韓国系家電会社LG Electronics India(LGEI)は、今年(2002)のカラー・テレビジョン(CTV)販売を、昨年(2001)比54％増の100万台に拡大、市場シェアも昨年の12％から17％に引き上げることを目指している。
ビジネス・スタンダードが4月20日伝えたところによると、ＬＧＥＩはこのほど発表したステートメントの中で、以上の目標を掲げるとともに、既に価格ベースでインド最大のＣＴＶブランドにのし上がった同社は、今年はボリューム・ベースでもトップの座を目指すとしている。
また昨年のエアコン販売は前年比100％増の10万台をマーク、今年は15万台を目標にしている。ＬＧＥＩのK R Kim重役(MD)は、「他社が価格レベルでの競争を挑んでも、ＬＧは顧客のための価値実現に照準を合わせ、顧客が支払うに値すると考えるようなプレミアム製品を提供して行く」と語った。
ＬＧＥＩの2002年第1四半期(2002/1-3)の営業額は、昨年同期の496クローから627クロー(US$1.28億)に27％アップした。最も大幅な伸びを見たのは霜取り不要冷蔵庫とエアコンで、前者は昨年同期比43％、後者は同69％の成長を記録した。
ＬＧＥＩの1997年以来の累積売上は5000クロー(US$10.22億)をマーク、顧客ベースは380万世帯、2000万人に及ぶと言う。