SEAnews 2002-04-29 ArtNo.28705

【コルカタ】Hero Honda Motors Ltd(HHML)は今会計年度末までに排気量200～400ｃｃのモーターサイクルを製造するとともに、400ｃｃを超えるモーターサイクルを世界各地のホンダ・ユニットから輸入する計画だ。
ビジネス・スタンダードが4月26日報じたところによれば、ＨＨＭＬのカズサ重役(MD補)は100ｃｃバイク“Dawn”の発売に伴う記者会の席上、以上の消息を語った。それによると、200－400ｃｃバイクは当面年間3万台ほど生産、市場の需要動向を見て生産を拡大する。またベトナムにマーケッティング・チームを派遣、同国への輸出の可能性を探る。200ＣＣ以上のクラスの市場は目下、ほとんど真空状態のため、ＨＨＭＬはその穴を埋めることを目指している。
ＨＨＭＬはまた第3工場を設ける事業化調査も進めている。ハリヤナ州のGurgaonとDharuheraに設けられた既存工場の隣接地やインド南部地区に新工場を設ける可能性が検討されている。新工場には75～250クロー(US$1532万-5108万)が投じられ、同費用は内部資金で賄われる。また今年は既存工場に100クロー(US$2043万)を投資する計画と言う。