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2002-04-30 ArtNo.28729
◆企業、景気復調の持続性に不安
【ニューデリー】インド企業は景気回復の兆しを目にしたものの、こうした復調基調が持続するか否かに懸念を抱いている。
エコノミック・タイムズが4月29日伝えたところによると、28日に催されたインド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)の年次会議では、目下目にされる景気復調の兆しが持続性のものか否かが話題の中心になった。しかしその一方で、インド企業が依然として成長のビッグ・チケットを手にすることを目指していることが改めて確認された。政治の先行きの不透明は、企業家の記憶の片隅に追いやられ、最早主要な課題とは見なされていない。
CIIのTarun Das事務局長によると、売上動向にしろ、価格動向にしろ、企業界トップの反応はポジティブなものになっている。こうした中で電力部門の状況のみが主要な懸念材料とされている。しかし電力省の新次官は専門家で、業界は同次官が積極的なステップを採用するものと期待している。しかしCIIのRahul Bajaj元会頭は、「状況は、政府が我々に信じ込ませたほど、良好ではない」と警鐘した。
大蔵予算案の修正に関してはそれほどネガティブな感覚は抱かれていない。業界は、政府によりとられたステップが、政治の現状にマッチしたもので、蔵相を非難する理由はないと見ている。
政策面に関しては、主要な政策イニシアチブは既に発表されており、今やこれまでに発表された政策がどこまで実行されるかが問題の中心になっている。Tarun Das氏は「問題は実行であり、より重要なことは実行のスピードである」と指摘した。
業界は民営化のプロセスにもほぼ満足している。Bharat Aluminium Company (Balco)の民営化で主要なハードルは既に乗り越えられており、今年予定されているMaruti UdyogやBharat Petroleum Corporation(BPCL)の民営化は、その延長線にあると見なされていると言う。
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