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2002-05-14 ArtNo.28810
◆セメント/塗料/ポリマーに急成長の兆し
【ニューデリー】インド産業連盟(CII)合同委員会(ASCON)の産業調査報告(2001/4-2002/3)によれば、昨年は、セメント、塗料、ポリマー製品等、一部の産業基本材製造部門に復調の兆しが生じた。鉄鋼とアルミニウム産業はプラス成長を維持したものの、成長速度が鈍化、石油/ガス部門は経済全般のスローダウンを反映し、低調なパフォーマンスを示した。
エコノミック・タイムズが5月13日、ASCONの報告書を引用し伝えたところによると、昨年、セメント産業は住宅開発や建設活動の復調を反映し9.4%の成長を見た。セメント産業のポジティブなトレンドは向こう6ヶ月間も持続するものと予想されるが、インプット・コスト、内国税、ロイヤルティー・チャージの上昇が輸出の伸びを阻害する見通しだ。
やはり住宅産業に深い関連を有する塗料業界も10%の二桁成長をマーク、ポリマー産業は前年とほぼ同レベルの10.4%の成長を記録した。直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)は20%の成長をマーク、高密度ポリエチレン(HDPE)も9%の成長を見た。ポリマー産業は向こう6ヶ月間も12%の成長が見込まれるものの、近隣諸国における設備能力の急成長や原油値上がりに伴うナフサ価格の急騰が、ブレーキ要因になりそうだ。
過去2四半期にわたり構造的問題に直面しているアルミニウム産業は昨年4.7%の成長を記録したものの、前年の9%の成長には及ばなかった。アルミ産業の輸出パフォーマンスは欧州、日本、米国経済のスローダウンに伴う世界的なアルミ需要軟化の影響を被った。
鉄鋼産業の昨年の成長率は前年の10%から4.4%に鈍化した。アドバンス・ライセンス・スキーム下に継続して輸入される二級品や不良品、関税優待パスブック(DEPB:Duty Entitlement Passbook)スキームのクレジット・レート引き下げ等の問題が鉄鋼産業の成長を阻害した。
石油/ガス部門は製造業のスローダウンにより影響を被り、原油-1.2%、天然ガス1.5%、精製3.8%、ガソリン4%、ディーゼル8%、液化石油ガス(LPG)8%と、全ての品目の成長が鈍化、もしくはマイナス成長を記録した。この他、化学肥料部門の成長も前年の3.3%から1.5%に鈍化した。
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