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2002-05-30 ArtNo.28922
◆バーラット・バイオテック、リソスタフィン発現システム開発
【ムンバイ】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のBharat Biotech International Limited(BBIL)は成熟リソスタフィン(lysostaphin)分子の新発現システム(a new expression system)を開発するとともに、米国を含む100カ国以上をカバーする特許権を手に入れた。
インディアン・エクスプレスが5月27日、BBILのKrishna Ella重役(MD)の言として伝えたところによれば、細菌から発現/無性繁殖された一種の酵素、リソスタフィンは中毒症や感染症の治療に効果があることが確認されており、抗菌薬を投与された入院患者から毒性障害を除去するのに役立つとされる。BBILの新分子種は皮膚/組織感染等の領域における幅広い応用が可能で、pro-lysostaphinに比べ即効を有する。
BBILはこの種のユニークな分子種の特許権を得た世界的に数少ない企業の1つで、動物試験や臨床試験を通じてさらに研究を続ける一方、新分子種の一層の開発と商業化を引き受けるパートナーを物色している。BBILは目下米国企業2社と関係交渉を進めており、協議が妥結したならライセンス契約を結ぶ方針だ。
科学技術研究会議本部 (CDCSIR:Central Department of Council of Scientific and Industrial Research)傘下のセンター・フォー・バイオテクノロジーにより2年間にわたって開発が進められて来た同分子種は、BBILによりさらに1年間の研究が施され、特許権が取得された。BBILはセンター・フォー・バイオテクノロジーにロイヤルティーを支払う。
新分子種の潜在市場規模は120億米ドルと見積もられ、この内米国におけるヒト感染症治療薬市場が20億米ドル、動物感染症治療薬市場が17億米ドルと予想される。米国にはこの種の感染症患者が年間50万人ほど存在し、心内膜炎による死亡の30%が黄色ブドウ球菌(S.aureus=Staphylococcus aureus)によるものとされる。
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