SEAnews 2002-06-14 ArtNo.29042

【ムンバイ】Canon Singaporeの完全出資子会社Canon Indiaは、今会計年度内に小売店網を現在の1300店から2000店に拡大、デジタル・イメージング製品の市場シェアを目下の15－20％から30％に引き上げる計画だ。
ビジネス・スタンダードが6月11日、キヤノン・インディアのAlok Bharadwaj重役(ｼｽﾃﾑ･ﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ部門GM)の言を引用し報じたところによると、小売り網の拡張は、ＳＯＨＯ(small office home office)及びスモール・ビジネス・セグメントに照準を合わせた市場戦略の一環として進められる。
また耐久消費財メーカーとしてそれ自身を位置づけ、ビジネス部門ばかりでなく一般消費者の手が届く5000～5万ルピー(US$102-1020)の価格帯の製品を販促する。
小売り網は、キヤノン・リテール・ステーション50店とカテゴリーＡ／Ｂ／Ｃの店舗各100店／150店／200店を設ける。
以上の戦略を通じて向こう3年間に年率50％の成長を実現、年間売上を現在の150クロー(US$3059万)から200クロー(US$4079万)に引き上げると言う。