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2002-07-12 ArtNo.29254
◆Nicholas Piramal、新抗癌物質の特許申請
【ムンバイ】地元製薬大手Nicholas Piramal India Ltd(NPIL)は、インドと米国において癌治療用新原薬“NP102”の特許申請を行った。NPILはパリ条約(Paris Convention Treaty)に基づく特許申請も予定している。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダードが7月12日、NPILのステートメントを引用し、報じたところによると、新分子種(new molecule)は、サイクリン依存性タンパクキナーゼ(CDK:cyclin-dependent kinase)4阻害剤で、同薬品は毒物学的/異種移植検査のため米国に送られる。米国における検査は6ヶ月で完了する見通しだ。
NPILのDr Swati Piramal取締役兼CEOによると、同社の研究センター“Quest Institute of Life Science”における研究開発(R&D)活動は成果を上げており、新化学物質(NCE:new chemical entities = new molecule entity = New Drug Substance)は、期待通りの効果を発揮していると言う。
NIPLは1998年にHoechst Marion Roussel Discovery Researchセンターを買収、同センターを利用してビジネス志向のR&D活動を開始した。同センターでの研究は、特定の治療領域におけるNCEの開発に主眼が置かれていると言う。
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