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2002-07-18 ArtNo.29273
◆インド、バングラ・ガス日量1000万立米輸入も
【ニューデリー】バングラデシュ政府により組織されたガス資源の利用と備蓄に関する2つの専門委員会がその報告書を政府に提出したのを切っ掛けに、バングラデシュ国内に日量800万~1000万標準立米のガスをインドに輸出することが可能とのコンセンサスが形成されつつあり、ガス輸出計画に対する論議が再び熱気を帯び始めている。
インディアン・エクスプレスが7月15日、消息筋の言として報じたところによると、バングラデシュ政府は、他の政治グループ等の意見も聴取した後、近く同問題を閣議にかける見通しだ。専門委員会がインドに対する制限的輸出(limited exports)を提案したことから、遅くとも8月末までに制限的ガス輸出に関する覚書が、インドとの間で取り交わされるものと見られる。
バングラデシュ政府のバックを得たガス利用全国委員会(National Committee on Utilisation of Gas)は、その報告書の中で「制限的ガス輸出は、外貨獲得に貢献するだけでなくガス鉱区の探査開発を加速する」と述べている。委員会は恐らく毎年40億~100億米ドルの外貨が稼げるとの見積もりをバングラデシュ政府に示したものと見られる。同委員会はまた、利益分与協定の下、国際石油会社に分与されたガスの輸出を認めるべきだと政府に提言したとされる。
インド・サイドではIndian Oil Corporation (IOC)/Gas Authority of India Limited (Gail)/Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)が、バングラデシュからガスを輸入し、マーケッティングするための合弁会社を48:26:26の出資率で設立することで合意しており、新会社が間もなく発足する見通しだ。
バングラデシュで大型ガス田を発見したUnocal Corporationは、インドが2005年から同ガスの輸入を開始するよう両国政府にロビーを展開して来た。同計画を実行する際にはバングラデシュのBibiyanaガス鉱区から両国の国境線を越え、ウッタルプラデシュ州でHBJ(Hazira-Bijapur-Jagdishpur)パイプラインに接続、さらにデリーにまで延長される全長1350キロのガス・パイプラインが敷設されることになる。
とは言え、インドへのガス輸出は、バングラディシュではデリケートな政治問題になっており、アワミ連盟(Awami League)はインドへの輸出に反対している。ガス輸出に対する強い反対と批判に直面したBegum Khaleda Zia首相はやむなく2ヶ月前に上記の2専門委員会を設立、同問題の審理を委ねた経緯がある。
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