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2002-07-23 ArtNo.29317
◆今年初5ヶ月の外国直接投資実現率153.43%
【ニューデリー】今年初5ヶ月(2002/1-5)に流入した劣後債(subordinate debt)や利益の再投資(reinvested profits or undeclared dividend)を含む外国直接投資(FDI)流入額は18億8600万米ドルをマーク、また米国預託証券(ADR)/国際預託証券(GDR)の発行額を加えた値は21億9520万米ドルを記録した。この結果、同期間に認可されたFDIとの対比で示されるFDIの実現率は過去最高の153.43%に達した。
エコノミック・タイムズが7月21日報じたところによると、外国直接投資の実現率が100%を突破したのは未だかつてなかったこと。しかし1997年の29.92%から、1998年の43.92%、1999年の59.46%、2000年の52.22%、2001年の71.68%と、ここ数年同比率は改善の一途を辿って来た。ちなみに劣後債や利益の再投資は今回初めてFDIの流入額に加えられたものだが、中国等の国は、これ以前から同カテゴリーをFDI流入額に含めており、インド政府も最近になって、国際慣行に基づく統計方式の採用を図っている。政府筋によると、過去に遡って統計データに修正を加える作業も進められていると言う。
商工省の発表によると、今年初4ヶ月(2002/1-4)に実際に流入したFDIの額では、テレコミュニケーションが4690万米ドルでトップを占め、電器/ソフトウェア部門の9240万米ドルが2位につけた。地域別ではモーリシャスが6億7020万米ドルでトップ、米国が1億500万米ドルでこれに続いた。
1991年以来2002年4月までの部門別FDI承認額のトップは、燃料部門(発電/石油精製を含む)の208億5990万米ドルで、同期の承認額全体の27.74%を占めた。電器/ソフトウェア部門が19.87%で2位を占め、3位は運輸機器部門の9.83%だった。
しかし同期に実際に流入したFDIの額ではテレコミュニケーション部門の22億3270万米ドル/13.73%がトップ、電器/ソフトウェア部門の20億9280万米ドル/12.21%が2位につけた。
国・地域別ではモーリシャスが1991年以来のFDI流入額の39.08%を占め1位。2位は米国の17.58%となっている。
州別に見るとデリーが21億8880万米ドルで、全体の38.3%を占めトップ、以下マハラシュトラ州21億1440万米ドル/37.4%、カルナタカ州8.38%と続く。
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