2002-08-19 ArtNo.29515
◆内外企業、Nalcoの政府持ち分買収目指し提携協議
【ムンバイ】インド政府がNational Aluminium Company Ltd(Nalco)の持分売却プロセスをスタートする中、内外のメタル・メジャーの商談が活発化しているもようだ。
エコノミック・タイムズが8月16日報じたところによると、国内最大のアルミ会社Hindalco Industries Ltd(HIL)は世界最大のアルミ会社Alcoaと手を結びNalcoの30%の政府持分に入札するものと見られる。HindalcoとAlcoaの提携は初めてのことではなく、これ以前に両社は内外の様々な事業に関して合弁を組む協定を結んだ経緯がある。同協定は昨年失効した。
観測筋は、Sterlite Industries Ltd(SIL)が、国際スチール・メジャー、LN Mittalグループを含む様々な外国企業と商談を進めているものと予想している。しかしSterlite筋は強く否定した。
この他、モスクワを拠点にするSan group傘下のKhemkasは世界第2のアルミニウム会社Russian Aluminium (RusAl)と手を組むものと予想されている。
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