SEAnews 2002-08-27 ArtNo.29582

【ニューデリー】Microtek傘下のArrow Internationalは古河電池とOkaya商標産業用バッテリーに関わる業務提携を結んだのに続き、携帯電話や乾電池に関わる同様の相手先商標製造(OEM)提携を目指し、海外の他のプレーヤーと商談を進めている。
エコノミック・タイムズが8月25日報じたところによると、Arrow Internationalの最高経営者(CEO)を兼ねるMicrotekのRajesh Gupta氏は同紙に以上の消息を語った。それによると、Arrow Internationalを通じ、自動車、インバーター、産業用電池領域に進出を果たした同社は、インドに汎用乾電池や携帯電話用バッテリーを紹介すべく新たなパートナーを物色している。先ず乾電池、次いで携帯電話用バッテリーに関わる提携が結ばれる予定で、既に日本や韓国の企業とＯＥＭ提携に関わる初歩的交渉を進めている。向こう3ヶ月以内に、古河電池と結んだ産業用バッテリーのそれに類似した乾電池と携帯電話用バッテリーに関わる2つのＯＥＭ協定を結ぶことを目指している。生産されたバッテリーは、ターゲットにする顧客が相違することから異なるチャンネルを通じて流通経路に乗せる。
近く出荷される新製品は何れもOkaya商標になる。Okaya商標のバッテリーは“Okaya Stations”を通じて販売される。Okaya Stationsはニューデリーを皮切りに全国に設置される。デリーに6ヶ月以内に設けられる最初のOkaya StationsはOkaya製品のワンストップ・ショップになると言う。