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2002-09-13 ArtNo.29701
◆BPOブームはdot-comの二の舞も:Gartner
【ニューデリー】情報技術(IT)サービス企業は過去6ヶ月争ってオフショアBPO(Business Process Outsourcing)ビジネスへの進出を図っているが、今後の成長領域とされるBPO市場も、その動態を注意深く点検しないなら、dot-comと同じシナリオが再現、投資の回収も困難になりかねないと言う。
デカン・ヘラルドが9月6日報じたところによると、Gartner Indiaのカントリー・ディレクター、Sujay Chohan氏は、“IT Trends India 2002”報告書発表会の席上、以上の懸念を表明した。それによるとBPOオフショア事業の潜在性は、今日のBPO市場の5%に過ぎない。世界的にBPOはオフショアITサービス企業にとって次世代の大きな収入源と見なされているが、現在までのところそのことは証明されておらず、将来の調査報告を待つ他ない。
年商80億米ドルのオフショア・アウトソーシング・サービス企業の中にあって、インド企業は世界をリードしている。これらの企業は小規模なBPO企業に投資、ソリューション・ポートフォリオを拡大することを通じて急成長するBPO市場における離陸を図っている。インド企業のBPO採用はスロー・ペースだが、それでも2005年までに国内市場は年率22%の成長を遂げるものと見られる。また2005年以降は、輸出市場が、国内ITサービス市場成長の触媒を務めることになる。インドのITサービス会社はBPOに期待を高める一方、それ自身の本領にも目を向ける必要がある。
Gartner Indiaの上級アナリスト、Ravindra Datar氏は報告書の中で「インドは短期的に最大のITサービス輸出国の地位を維持できそうだが、インフラストラクチャー面のチャレンジに対処せねばならない。さもなければ2006年までに中国の脅威を受けることになる」と指摘している。
インドはまた国内/国外におけるブランドの刷新及び再構築に積極的に投資するとともに、アジア太平洋地位/日本/中東市場を開拓、米国/欧州市場への過度の依存を軽減する必要がある。目下のところ対米輸出は輸出総額の50%以上を占めていると言う。
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