SEAnews 2002-10-21 ArtNo.29968

【ニューデリー】インドの政府系石油マーケッティング会社は、16日、4メトロ(ﾆｭｰﾃﾞﾘｰ/ﾑﾝﾊﾞｲ/ﾁｪﾝﾅｲ/ｺﾙｶﾀ)におけるガソリン及びディーゼル油の1リッター当たり価格を1.50ルピーと0.90ルピーに平均0.4ルピー引き上げた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレスが10月17日報じたところによると、石油各社は今年8月末以来ほとんど2週間おきにガソリンとディーゼル油の小売価格を引き上げており、10月の第2週も例外ではなかった。石油会社筋によると、過去2ヶ月の小売価格の急騰は、国際原油価格の変動に連動したもので、インド石油会社の原油調達コストは、8月初の1バレル25米ドルから今日の28米ドルに上昇している。
もう1つの理由はRam Naik石油天然ガス相が大蔵省を説得し、これら2製品に対する消費税を引き下げることができなかったためで、Naik石油相はJaswant Singh蔵相と同問題を何度か協議したもようだが、真剣な話し合いがなされた形跡はないと言う。