SEAnews 2002-11-07 ArtNo.30089

【ニューデリー】インドの今年上半期(2002/4-9)の乗用車／商用車／二輪車を含む自動車輸出は13万1000台と、昨年同期の8万2418台に比べ60％の成長を見た。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが11月3／4日、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の最新統計を引用し報じたところによると、インド最大の乗用車輸出業者、Ford Indiaは、中型乗用車Ikonの完全ノックダウン・キットを昨年同期比5.7％増の1万5700台輸出、またプレミアム小型乗用車Altoの欧州市場における好調な売れ行きに支えられ、Maruti Udyog Ltd(MUL)が同136.1％増の1万961台を輸出、2番手につけた。乗用車部門では、以下、Hyundai Motorが同27.2％増の3321台、Tata Engineering & Locomtoive Company Ltd(Telco)が同136.1％増の782台を輸出、これに続いた。しかしGeneral Motors Indiaの上半期の輸出台数は65.7％減の僅か12台にとどまった。
今年上半期の多用途車(utility vehicles)の輸出は昨年同期比54.1％減の556台にとどまった。これは主にTelcoとＭＵＬの同輸出が68.6％減の280台と28.8％減の155台にとどまったため。