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2002-11-11 ArtNo.30098
◆鉄鋼産業大手の損失額93%縮小
【コルカタ】インド鉄鋼産業は、大手4社-Steel Authority of India (SAIL)/Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)/Ispat Industries Ltd(IIL)/Jindal Vijaynagar Steel (JVSL)-の今年第2四半期の合計純損失額が昨年同期の563クロー(US$1.17億)から41クロー(US$848万)にほぼ93%下降したことから見て、危機的状況を乗り切ったようだ。
ビジネス・スタンダードが11月6日伝えたところによると、これら4社の今年第2四半期の粗利益は昨年同期の20.2クロー(US$418万)から591.93クロー(US$1.224億)に2830%拡大、純売上は同15%増の6858クロー(US$14.18億)を記録した。
業界筋によるとこうしたトレンドは持続する見通しで、第3四半期には一層の好業績が期待できる。業績改善の主因は、鉄鋼製品の値上がりに帰することができ、鉄鋼業界は今年4月、6月、10月に熱間圧延コイルを値上げしたが、観測筋は今後さらにトン当たり1000ルピー程度の値上げが行われるものと予想している。
各社の業績を個別に見ると、4社の中でただ1社黒字経営を続けるTiscoは純益を昨年同期の27クローから203クロー(US$4198万)に拡大した。他の3社は純損失の額をSAILは328.7クローから158.3クロー(US$3273万)に、IILは176.7クローから24.61クロー(US$509万)に、JVSLは85.3クローから61.55クロー(US$1273万)に、それぞれ下降させた。
輸出売上も拡大しており、ターゲットは東南アジア、中東、アフリカ諸国。少量が日本/米国市場にも輸出されているが、日米市場に関してはインド鉄鋼業界は海運料の面でハンディキャップを負うている。
今年4-7月の間の鉄鋼輸入は22万3000トンと、昨年通年の40万トンの半ば以上に達した。
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