SEAnews 2002-11-19 ArtNo.30168

【ハイデラバード】最近、アンドラプラデシュ州沖合のKrishna-Godavari (KG)鉱区で大規模なガス田を発見したReliance Industries Ltd(RIL)は15日、Hyderabad拠点のLancoグループと、日量350万立米のガス供給契約を結んだ。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月16日伝えたところによると、Lancoはアンドラプラデシュ州Vijayawada近郊Kondapalliに設けた368ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の発電施設に、2000クロー(US$4.14億)余を投じ、新たに740ＭＷの発電施設を増設する。Lanco筋によると、Lancoは2005年末までに新発電施設の一部を稼働させる計画だが、その時までにはＲＩＬはＫＧ鉱区で採取したガスを供給できるようになる。これにより同社は1ユニット2ルピーで電力を供給できるようになると言う。
一方、アンドラプラデシュ州のN Chandrababu Naidu首席大臣は、専門委員会を組織して、ＫＧ鉱区で発見されたガスの有効利用を検討する州政府の方針を明らかにした。