【ムンバイ】地元の大手消費者用電子製品メーカー、Videocon International Limited (VIL)は、70クロー(US$1447万)を投じマハラシュトラ州Aurangabadに携帯電話端末の製造施設を設ける。
インディアン・エクスプレスが11月25日伝えたところによると、ＶＩＬのAnirudh Dhoot重役(ED)は同紙に以上の消息を語った。それによるとVILは既に準備金から20クローを同プロジェクトに投資、目下金融機関と、残る50クローの借入交渉を進めている。VILは韓国企業と提携し、2003年4月の稼働を目処にAurangabad工場を建設、月間3万ユニットの携帯電話端末を製造する。製造施設は台湾から輸入する。携帯電話は“Videocon”商標で1ユニット当たり2000～8000ルピー(US$41-165)で販売する。当面、ＶＩＬ傘下の既存ディストリビューター網を通じて販売するが、時機を見てより多くのディストリビューター及びディーラーを指名する計画だ。
Aurangabad工場では携帯電話の他、テレビジョンやオーディオ機器を含む消費者用電子製品を製造する。携帯電話にはGSM (Global System for Mobile Communications)技術を採用するが、CDMA (Code Division Multiple Access)技術を用いた携帯電話を製造する可能性を否定するものではないと言う。