【ニューデリー】メモリ／ＳｏＣ(systems on chip)デザイナーやＥＤＡ(electronic design automation)ツール会社及びＥＤＡツール・デベロッパー向けにチップ・デザイン用ソフトウェア・ソリューションを提供するInterra Systems Inc(ISI)は、インド・ビジネスのインフラやキャパシティーを拡張するため1000万米ドルを投資する。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月28／29日報じたところによると、ＩＳＩのSunil Jain社長兼ＣＥＯは記者会見の席上以上の消息を語った。それによると、米国拠点の少なからぬ企業が、インドのエンジニアリング人材のプールに注目、オフショア・デベロプメント業務を同社に委ねることを検討している。
米国に1995年に設立され、2000年からインド業務を開始したＩＳＩの主要顧客にはIntel、Cadence、IBM、Actel、Synopsys等が名を連ねている。ＩＳＩがウッタルプラデシュ州Noida及び西ベンガル州Kolkataに設けたデベロプメント・センターは、世界の電子デザイン業界向け技術の開発やサービスに取り組んでいる。電子デザインはインドにおける次世代技術の成長を牽引する見通しと言う。