SEAnews 1995-09-05 ArtNo.3028

【ペナン】ＭＢｆグループは今世紀末までにアジア太平洋地域の全ての国を結ぶホテル・チェーンを設ける計画だ。
ＭＢｆのロイ・ヒャンヒョン社長が2日アンワル副首相の臨席の下に催されたペナン州タンジョン・ブガのサンディー・ビーチ・パラダイス・ホテルのオープニング後明らかにしたところによれば、今年末に中国楊州市における3スター・ホテルの営業が開始される他、オーストラリア、インド、ベトナム、カンボジアにもホテルが設けられる。これらのホテルは傘下のパラダイス・ホテルズ・アンド・リゾーツ・インターナショナル(前称MBfﾎﾃﾙｽﾞ)により経営される。目下、マラッカにビレッジ・パラダイス・リゾート、クアラルンプルにダウンタウン・パラダイス・サービス・アパートメント及びクラブ・センチュリー・パラダイス、ペナンにビーチコーマー・パラダイス・ホテルを擁する同社は、2005年までにマレーシアを訪れる2500万～3000万人の旅行者の需要に応じるため、国内ホテル・チェーンの拡張も積極化している。この日オープンしたスイート352室、総コスト1億Ｍドルの新ホテルの他、ヌグリ・スンビラン州ポート・ディクソンには200バースを擁するマリーン・クラブ・ハウスを備えたスイート750室の5スター・ホテル、マリーナ・ベイ・リゾートが向こう2年半内に完成する他、ジョホール州スクダイにも新ホテルがオープンすると言う。(NST:9/4)