SEAnews 2002-12-23 ArtNo.30357

【ムンバイ】インドの指導的消費者用電子製品製造会社Videocon International Ltd (VIL)は、約50クロー(US$1034万)を投じ中国と日本に研究開発(R&D)センターを設ける計画だ。
インディアン・エクスプレスが12月20日ＶＩＬ幹部の言として報じたところによると、同社はこれらのセンターを通じ、国内製造業務にコスト効率の良い新技術を導入する計画だ。必要コストは内部資金で賄われる。
目下、アンドラプラデシュ州とジャールカンド州に新製造施設を建設中のＶＩＬは、マハラシュトラ州のAurangabadにも新工場を設けることを検討している。またインドの国境を越え中東、欧州、インドネシア、南アフリカまで事業を拡張、ワールド・プレーヤーになることを目指している。こうした国際化戦略の一環としてバーレーンにも製造施設を設ける計画で、最近、韓国企業とも技術提携を結んだ。この他、完全出資子会社Videocon Entertainmentを通じ、エンターテインメント市場進出も目指していると言う。