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2003-01-22 ArtNo.30489
◆今年初8ヶ月の非鉄金属生産引き続き好調
【ムンバイ】今年初8ヶ月(2002/4-11)の主要非鉄金属の生産は引き続き好調で、銅/アルミニウム/鉛/亜鉛はプラス成長を記録したが、これらの品目の需要は、予想とは裏腹に目立った成長を見ておらず、向こう数カ月に関してもせいぜい需要の安定が望めるに過ぎない。とは言え大部分の観測筋は非鉄金属の先行きは良好と見通している。
インディアン・エクスプレスが1月20日伝えたところによると、アルミニウムの国内価格は、上昇基調を見せている国際価格とは異なり、過去6ヶ月同水準を維持している。アナリストは、国内価格の上昇は、低迷している国内需要が回復した後のことと予想する。アルミニウムの国内需要は当初年率7%の成長が予想されたが、電力、消費財、運輸部門等のキー・セクターの需要が低調なことから停頓している。National Aluminium Company Ltd(Nalco)筋によると、国内のベーシック・アルミニウム価格は昨年4月以来、8万950~8万9000ルピーのレベルを推移、業界プレーヤーの間に値上げムードはなく、これらのプレーヤーはひたすらロンドン金属取引所(LME)の動向を注視していると言う。
銅に関しては、国内主要プレーヤーのSterliteとIndoGulfが、LMEの動きに対応し、先月の1メートル・トン当たり10万8798ルピーから10万9418ルピーに僅かに値上げした。
両コモディティーの地元価格に動きは見られないが、インド・アルミ産業の潜在性は大きいとされ、インド非鉄金属製造業者協会(INFMNA:Indian non-ferrous metals manufacturers association)のSP Shorewala前会長は、「木材供給が逼迫していることから、自動車/包装/その他の産業に加え、建設部門におけるアルミニウムの需要が急速に高まろう」と予想した。
しかし需要動向は決してそれほど明るくなく、低価格の輸入品が容易に手に入り、国内の設備能力にも余力が有ることから、価格の低迷はなお暫く続きそうだ。
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