NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2003-01-27 ArtNo.30512
◆Tisco、条鋼/鋼板製造能力の拡張準備
【ムンバイ】Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)はジャールカンド州Jamshedpurにおける鉄鋼製造能力を最大年間200万トン拡大することを検討している。
ビジネス・スタンダードが1月23日報じたところによると、TiscoのB Muthuraman重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると同社は条鋼と鋼板双方の製造能力を拡張することを検討している。鋼板に関してはハイマージンな品目が拡張の対象になり、またトン当たりコストに注目している。欧州の鉄鋼ジャイアンツ、Arcelor及び新日本製鐵との戦略提携強化も検討されており、最終方針は今年3月までに決定される。
Muthuraman氏は具体的投資額に触れることを避けたが、業界観測筋は2000クロー(US$4.14億)を越えるものと見ている。Tiscoは既に世界的に最も低コストな鉄鋼会社となっているが、事業拡張に際してもこの点が配慮される。この他、既存施設の稼働率を一層高めることもオプションとされている。
少なからぬ多国籍自動車メーカーがインドをソーシング・ハブや輸出ハブにすることを検討しているため、TiscoはArcelorとの提携を通じ自動車ボディー用亜鉛メッキ鋼板の製造技術を手に入れることを目指しており、新日鐵とも、自動車ボディー用鋼板の製造領域て手を組むことを欲している。
一方、エコノミック・タイムズが同日伝えたところによると、現在Tiscoは鋼板と条鋼を65:35の比率で生産しているが、条鋼の比率が40~45%に引き上げられる見通しだ。同紙がTisco幹部筋の消息として報じたところでは、同社はJamshedpurにおける年間製造能力を500万トンに25%拡大するものと見られる。条鋼の年間生産能力は現在の140万トンから200万~220万トンに、鋼板のそれは230万トンから250万トンに拡張され、投資は向こう2~3年間に実行される見通しと言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.