【ニューデリー】インド・テレコム産業の研究開発(R&D)ユニット、テレマティクス開発センター(C-DoT:Centre for development of telematics)は、米国特許商標庁(US Patent and Trademark Office)から非同期転送モード(ATM:Asynchronous Transfer Mode)スイッチ・ファブリック据え付け技術の特許権を取得した。
エコノミック・タイムズが2月7日報じたところによると、ＡＴＭスイッチ・ファブリックは情報パケット経由の新方式を通じてデータの高速転送を可能にする技術で、C-DoTは当該技術をベースにしたチップの設計と完成に関わる特許権を取得した。C-DoTがインド以外の国で特許権を取得したのは今回初めてのこと。
C-DoTのN K Mangla常務理事(ED)によると、同センターはインド国内では8件の特許権を取得、欧州と米国において別に18件の特許申請も行っている。これらの技術とは、衛星通信システム用暗号化／解凍機器、光学増幅器、デジタル信号処理用多様無限長インパルス応答に関わるものと言う。