1995-09-07 ArtNo.3061
◆<印尼>国営鉄鋼会社、民営化通じ設備拡張資金調達
【バンドン】国営PTカラカタウ・スチールは設備拡張資金調達を目指して株式の公開を計画している。
BJハビビエ科学技術担当国務相によると、カラカタウ社はそのシェアの一部を外国証券取引所に上場するか、外国投資家に直接売却するか、研究中だが、既にオーストラリアのブロークン・ヒルPty Co Ltd、韓国の浦項綜合製鉄及び新日鉄との協議が持たれている。国内工業部門の2桁成長を維持するには鉄鋼製造能力の拡大が必要で、1998年までにカラカタウ・スチールの年間製造能力を650万トンに400万トン・アップすることが計画されているが、それには最低3億7500万米ドルの投資が必要と言う。カラカタウの昨年度営業額は1兆7000億ルピア、純益は580億ルピア(S$3600万)で、今年は2兆ルピアの売上が見込まれている。(BT:9/6)
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