【ニューデリー】世界ヒンドゥー協会(VHP:Vishwa Hindu Parishad)は22日、国名をヒンドゥスタンに改める新提案を行った。
インディアン・エクスプレスが2月23日報じたところによると、ＶＨＰの指導者Praveen Togadia氏は先週土曜に開かれた世界ヒンドゥー協会(VHP:Vishwa Hindu Parishad)主催のDharma Sansad会議開幕式の席上、国名をヒンドゥスタンに改め、ヒンドゥー国家の尊厳を再興するよう求めた。
Dharma Sansad会議はウッタルプラデシュ州Ayodhyaにおけるヒンドゥー教寺院の再建問題を協議するため開かれた。アヨーディアでは1992年にヒンドゥー遺跡上に建てられたイスラム寺院がヒンドゥー教徒により焼き討ちされ、その後世界各地でイスラム教徒によるヒンドゥー教徒に対する報復事件が発生した。また昨年2月27日には、グジャラート州ゴダラで、アヨーディアからの帰路にあったＶＨＰ活動家を乗せた列車がイスラム教徒により放火され、55人が死亡する事件が発生、これを切っ掛けにしたヒンドゥー教徒によるイスラム教徒襲撃の連鎖反応で、数日の間に400人以上の犠牲者を出した。