SEAnews 2003-03-05 ArtNo.30725

【ムンバイ】インド最大の石油化学会社で指導的石油精製会社でもあるReliance Industries Ltd(RIL)は3日、ポリマー製品と主要な繊維中間体の価格を3月から2～24％引き上げると発表した。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月3日、ウェブ・サイト“www.ril.com”上に発表された数字を引用し報じたところによると、ポリプロピレンのキロ当たり価格は50.35ルピーから51.35ルピーに、ポリエチレンは同43.20ルピーから46.20ルピーに、モノエチレン・グリコール(MEG)は同39.50ルピーから46.60ルピーに、ポリエチレン・テレフタレート(PET)は同58.50ルピーから67.50ルピーに、部分延伸糸(POY:partially oriented yarn)は同71.16ルピーから77.75ルピーに、ポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)は同58.25ルピーから71.00ルピーに、高純度テレフタル酸(PTA)は同37.50ルピーから46.50ルピーに(24%)に、それぞれ値上げされた。
しかし直鎖アルキルベンゼン(linear alkylbenzene)のキロ当たり価格は51.40ルピーに、ポリ塩化ビニールのそれは43.10ルピーに、それぞれ据え置かれた。