SEAnews 2003-03-19 ArtNo.30813

【ニューデリー】インド政府が34.01％の持分売却を図るHindustan Petroleum Corporation (HPCL)に対し、Royal Dutch Shell、British Petroleum、Kuwait Petroleum Corporation、Chevron Texacoを含むグローバル・オイル・メジャーや地元のReliance Industries Ltd(RIL)及びEssar Oil Ltd(EOL)を含む内外の企業1ダース余りが入札意向書(EOI:Expression of Interest)を提出した。
エコノミック・タイムズが3月17日伝えたところによると、ＥＯＩの受付は17日に締め切られたが、この他のＥＯＩ提出者にはSaudi Aramcoやマレーシアの国営Petronasも含まれ、またExxon Mobil Corp、TotalFinaElf、地元のKhemka一族が経営するロシア拠点のSun Groupも、ＥＯＩを提出したものと予想される。しかし当初関心を表明していた地元の家電グループ、Videoconは、ＥＯＩ提出を見合わせたようだ。
ＨＰＣＬはマハラシュトラ州Mumbaiとアンドラプラデシュ州Vizagに合計年間原油処理能力135万トンの製油施設を保持、全国に4500店のガソリンスタンドを経営、国内石油製品小売市場の20％のシェアを握っている。