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2003-03-21 ArtNo.30821
◆冷間圧延鋼業界、関税引き下げで自動車市場喪失懸念
【ニューデリー】冷間圧延(CR)鋼板製造業界は、最高関税率(peak customs duty)の5%ポイント引き下げが提案されたことから、輸入品により自動車市場を奪われるのではないかと懸念を深めている。
インディアン・エクスプレスが3月18日報じたところによると、CR鋼の輸入関税は30%から25%に引き下げられることになったが、原料の熱間圧延(HR)コイルの輸入関税は引き下げられなかった。
CR鋼業界は、ユーザー業界が付加価値CRシートを国内で調達する代わりに、海外から輸入し始めるのではないかと懸念している。Bhushan Steel、Uttam Steel、Tube Investmentsを含むCR製品メーカーは、鉄鋼省に対し、完成品(CRシート)と原料(HRコイル)の輸入関税は平等に処理するよう求めた。
新年度予算案は、CRシートの最高関税率を、HRコイルと同レベルの25%に引き下げるよう提案した。これに対してCR業界はHRコイルの関税率は25%から10%に引き下げるよう求めている。
自動車業界はHRコイルの値上がりで深刻な影響を被っている。HRコイルのトン当たり価格は過去1年間に180米ドルから330米ドルにアップした。
CR業界は、HR製品に対する25%の関税率は、特別付加税(special additional duty)を加えると32%達するため、実際的ではないと指摘している。
冷間圧延鋼製造業者協会(CRSMA:Cold Rolled Steel Manufacturers Association)のSC Mathur常務理事(ED)は「自動車、大型家電、鋼管等のユーザー業界にとって高付加価値鋼は、HR製品国際価格の上昇で一層値上がりするものと見られる」と指摘した。
HRコイルの国内需要と国産品供給量のギャップは、需要の成長に伴い現在の100万トンから2003-04年度には一層拡大する見通しと言う。
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