SEAnews 2003-03-21 ArtNo.30824

【チェンナイ】Bajaj Auto Ltd (BAL)は、パートナーのカワサキが世界市場に投入する新ブランド“World Byk”の初出荷に向け、準備に拍車をかけている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが3月17日伝えたところによると、ＢＡＬのR L Ravichandran副社長(ﾋﾞｼﾞﾈｽ開発ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ担当)は16日記者会見し、以上の消息を語った。それによると、125ＣＣのWorld Bykは、ＢＡＬがグローバル・ソーシング・ポイントを務める。一部はインド国内でも販売される予定で、2、3ヵ月中に出荷される。
一方、ＢＡＬがこのほど発売したCaliber 115 bikeのタミールナド州Chennaiにおける店頭価格は4万529ルピー。月間10万台の販売が目指され、同社のエグゼクティブ・セグメントにおけるプレゼンス強化が図られる。ちなみにＢＡＬは現在エグゼクティブ・セグメントでは、7％のシェアを占めているに過ぎない。
ＢＡＬの今会計年度の二輪車販売台数は90万台と見積もられ、来年度は120万台を目指すと言う。