SEAnews 2003-03-26 ArtNo.30861

【バンガロール】先週、カルナタカ州Bangaloreで、インターネット冷蔵庫を発売したLG Electronics Indiaは、同時に一連のネット家電製品をお披露目した。
ザ・ヒンドゥーが3月20日報じたところによると、ネット・ベースの冷蔵庫にはタッチ・パッド・スクリーンが装備されており、ユーザーはインターネットのサーフはもとより、Ｅメールの送受信からネット・ショッピング、オンライン・ホーム・バンキングもできる。冷蔵庫には、ビデオ・カメラが内蔵されており、ビデオ・メッセージを記憶したり、Ｅメール方式により送信することもできる。また付属のＬＡＮポートによりビデオ・テレフォン・コールの双方向の交信も可能。フード・マネージメント・プログラムは、食品の最適な冷蔵温度、食用期間、栄養価等を表示するため、食料品の在庫管理や仕入れが容易になる。そればかりか、何らかの障害が発生すると、自動診断装置が作動し、Ｅメールやフォーン・メッセージを通じて、オーナーに警報を発する。
一方、ネット洗濯機は、遠隔制御が可能で、オーナーは、i@ableオペレーティング・プログラムにより、洗濯物の量、繊維の種類、汚れの程度に応じた新プログラムをダウンロードできる。これにより水量を30％、電力を25％節約、洗濯効果を34％アップできる。またネット電子レンジは、クッキング・メモや栄養価等の情報を満載した調理プログラムをダウンロードでき、ネット・エアコンは、パーソナル・コンピューター(PC)や携帯電話を通じた遠隔操作により、帰宅前に最適な室温を整えることができる。さらに垂直解像度1080ライン、3Ｄデジタル・コーム・フィルター付きのネット・デジタル・プロジェクションＴＶは、中央制御本部の役割を担い、これら全てのネット家電製品を一括制御できると言う。