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2003-03-28 ArtNo.30868
◆モーターサイクル市況に陰影
【ニューデリー】これまで堅調な市況を謳歌して来たモーターサイクル業界は3月に入って障害に直面、トップ・ボリューム・プレーヤーの売上げは、8~10%ダウン、稼働率も75%前後に低下したようだ。
エコノミック・タイムズが3月25日報じたところによると、1%の全国防災税(national calamity cess)でバイク1台の価格は300~500ルピー・アップ、加えてガソリン価格が1リッター当たり38ルピーに上昇したことが、消費者の懐と情緒を直撃したものと見られる。このため3月の販売成績は、前月に及ばぬだけでなく、昨年同月をも下回る見通しだ。
マーケット・リーダー、Hero Honda幹部によると、需要は昨年12月に峠を越え、今月は昨年同月を8~10%下回る最悪な状況に陥るものと予想される。昨年の不順なモンスーンが需要落ち込みの主因と見られるが、祝祭日シーズンの売れ行きが依然好調だったことから、これまでその影響を十分把握できなかった。来年の市況が改善するか否かは、ラビ(rabi春先収穫作物)の作柄を見るまでは何とも言えない。
ライバルのBajaj Auto Ltd(BAL)の3月の売上げも前月及び昨年同月の実績を下回る見通しで、取り分けエントリー・レベル、Boxerの落ち込みが顕著とされ、エグゼクティブ・セグメントのPulsarも成長がストップしたと言う。
ナンバー・スリー、TVSの稼働率も75%に下降、月間バイク生産能力8万台の同社の3月の出荷量は6万台にとどまった。こうした中で同社は最大の売れ筋バイク、Victorに2000ルピーのサブベンション(補助)を行った。
業界全体のバイク販売台数は昨年11月の35万9120台、同12月の29万3525台、今年1月の30万8667台、同2月の30万8994台と、横ばいを続けている。
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