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2003-04-16 ArtNo.30985
◆IOC、パニパット石化事業に米輸出入銀行から借款導入
【ニューデリー】Indian Oil Corporation (IOC)はハリヤナ州Panipatにおける総コスト5104クロー(US$10.554億)のパラキシレン(PX)/高純度テレフタル酸(PTA)プロジェクトに米国輸出入銀行から6000万米ドルの借款を取り入れる計画だ。
インディアン・エクスプレスが4月14日報じたところによると、先月米国を訪問したIOCのP Sugavanam財務担当取締役は、米国輸出入銀行と借款問題を協議、後者の同意を取り付けた。しかし実際の貸付が行われるのは今年6月以降になりそうだ。
Panipatとウッタルプラデシュ州Mathuraの製油所から調達したナフサを原料に年間35万トンのパラキシレンと同52万5000トンのPTAを製造するプロジェクトは当初2004年8月の完成が目指され、コストは4228クロー(US$8.743億)と見積もられていた。しかし今では完成期日が2005年7月に延期され、見積もりコストも876クロー(US$1.811億)ほど超過した。
パニパット製油所内における設置場所の移転や、オフサイト施設及び公益施設と製油所の拡張計画を統合することになったため工事計画に遅れが生じたとされる。
プロジェクトは当初マレーシアの国営石油会社ペトロナスと合弁で進められるはずだった。またIOCはOil and Natural Gas Corporation(ONGC)にも26%の出資を求めたが、合弁計画は離陸しなかった。
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