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2003-04-30 ArtNo.31077
◆今年のGDP成長率6-6.4%:産業連盟
【ニューデリー】イラク戦争が短期間に終息したことからインドの今年(2003-04)の国内総生産(GDP)成長率は、昨年(2002-03)の4.4%から6.0~6.4%に加速する見通しだ。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが4月27日報じたところによると、インド産業連盟(CII)はこのほど以上の見通しを発表した。それによるとサービス部門は昨年の6.1%から6.5%に、製造部門は同7.1%から7.5%に、農業部門は同-3.1%から2~4%に、それぞれ成長を加速するものと見られる。
新型肺炎サーズこと、重症急性呼吸器症候群(SARS:Severe Acute Respiratory Syndrome)流行のインド経済に及ぼす影響の大きさを予測するのは難しいが、今年は最高6.4%、最低でも6.0%のGDP成長が見込まれる。
イラク戦争が短期間に終了したため、イラク復興プロジェクトの下請けや米軍基地関連の就業面で、インド企業やインド労働者が恩恵を享受する可能性も存在する。とは言え域内に安定した体制が整うには比較的長い時間を要するものと見られる。
サーズに伴う域内旅行規制は、インド経済に短期的に直接的影響を及ぼす。とは言え影響の度合いを予測するのは難しい。
世界経済は今年低迷が予想されるが、アジアの他の国々に比べ、インドは外国借款や外国直接投資形式の外貨流入に対する依存が小さいため、国際経済の落ち込みの影響も比較的小さいものと見られる。
卸売物価(WPI)をベースにしたインフレ率は、昨年の3.3~3.5%から5~5.2%に高進するものと見られる。
インドの輸出は2007年までに世界貿易の1%に達することが可能だが、ルピー相場の強化が、不確定要因になっている。ちなみに、昨年初11ヶ月(2002/4-2003/2)の輸出成長率は、前年同期の-0.5%から16.8%に目覚ましい回復を見た。
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